メリットとデメリットが知りたい!?手書き製図とCAD製図の比較


手書き製図は直筆の図面

回路図を書く時、現代はCADが主流ですが、手書き製図は自分が図面を書いた証とも言える線やシンボル、文字などが残る魅力を持ちます。開発時に作成した図面は、長期間保管が行われることになり、製品によっては何十年もの中で生産が続けられることも少なくありません。例えば、10年前に作図した図面を使って別の製品開発を行うなどもあり、直筆の図面を流用して新しい製品づくりが行われることになるわけです。

CADには手書きではできないことができる

CADと手書きを比較した時、手書きの場合は追加や削除を行うことは容易なものではありません。削除する時には消しゴムを使って消すことになりますし、消し過ぎてしまえば書き直しが必要になります。部分的に移動したい時には、移動箇所をくり抜いて移動先に移した後にセロテープで貼り付けるなどの工夫が必要になりますが、CADの場合には範囲指定を行った後に、移動先にペーストするだけで移動が簡単にできてしまいます。過去の図面を流用したい時なども、CADを使えばファイルをコピーして、コピーした図面を使って開発を進めることができます。これに対して、手書きの場合は第二原図を作成してから開発を行うことになるので、第二原図を作成するためのコストおよび時間、修正時の手間などが余計に掛かることになります。さらに、CADは部品情報を保管することもできるので、シンボル図の属性に部品情報を記録しておけば、パーツリストを出力できるメリットもあります。

電気CADとは、パソコンを用いて電気設計や製図ができるソフトのことです。ソフトには専用の電気記号など搭載され、法令情報も組み込まれているため、手書きよりも速く正確な図面が出来上がります。